きのこ山菜日記

【天然きのこ山菜.com公式blog】天然山菜、松茸、きのこの料理法、レシピ、採取状況、出荷状況など紹介しています。

あみたけ山に行ってきました!

あみたけ」採りに山へ行ってきました。

本日で4回目。

1回目はゼロ、2回目は小さいのを5〜6本、3回目ようやく株で数箇所発見できました。

3日おきに見ていましたが、今回5日間行けなかったため、気になって仕方ありません。

秋ですと、それこそ山じゅうに生え、探す必要もありませんが、この時期出るものは秋の10分の一程度です。

また、草がぼうぼうなので立っていては見つかりません。

しゃがみこみ、草を掻き分けて探します。

ハチ、毛虫、蚊が非常にうっとおしいですが、1個見つかると不思議と全く気になりません。

1箇所見つけたら必ず周りを探します。

半径1メートル以内に必ずと言っていい程2個目が隠れています。

2箇所目探し出したらこっちのもの。

延長線上に3箇所め、4箇所めがあるはずです。

きのこの円を描いて出る習性があり、きのこの種類によって円の大きさ、1箇所めと2箇所めの距離が異なります。

この場所を憶えておくと、翌年もさらに次の年も採れます。

松茸は全く同じ場所と言えます。

本しめじは円がずれます。が、必ず生えます。

初心者の方はあても無く山の中を捜し歩きますが、1本見つけることができたら必ず2個目、3個目を探しましょう。

小さく上質のものは、だいたい草や落ち葉に隠れています。

初心者では困難ですが、場所を憶えましょう。

かくゆう私もまだ5年目の初心者なので、道もない、標識もない山の中、ナビでもあれば別ですが(おそらく電波がつながりません)非常に苦労しています。

当店メンバーの、この道30年のプロの方からアドバイスをもらいました。

毎回同じルートをたどれば覚えやすいそうです。

山を熟知した彼でも違うルートから入ると全く場所が分からなくなるそうです。

で、今朝の結果!

探すまでもなく、株がそこらじゅうにありました!

成長しすぎ!

虫にやられたり、腐ったり、カビが生えたり・・・。

ましなものを塩蔵用に1kg程度は採れましたが、まあほぼ全滅と言っていいでしょう。

悔しいっ!!

このように場所が分かっていても時期が合わなければ採れません。

天然きのこの採取がいかに難しいか・・・。

ただ、ここまで成長すると、探しやすいので、場所を憶えるには一番です。

他の山も今のうちに歩いてみようと思います。

今上で紹介したメンバーNさんも採ってきました。

5.5kg。

すべて塩蔵用でした。残念。

ハナイグチ〜3本。こちらも塩蔵。

近々塩蔵あみたけ予約開始できると思います。

少量ですので即完売の可能性高し。

まめにチェック下さい。