きのこ山菜日記

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以外と難しい?ふきのとう「つぼみ」採取

ふきのとう(蕗の薹)ようやく始まってきました。

今日は赤松林のふきのとうです。

雪が解けたばかりのところが狙い目。

落ち葉をかぶって先っぽしか見えません。

こんな感じ↓

落ち葉をどけると一番上の写真のように全体像があらわになります。

遠くから見渡して目に入るのは大きな「ヒラキ」のみ。

「つぼみ」は隠れていることがほとんど。

眼が慣れるまではなかなか見つけられません。

特にこういう「赤いつぼみ」↓

これの先っぽしか地表からは見えません。

地面と同系色なので、目の前にあっても見逃すこともしばしば・・・

30分もすれば眼も慣れてきて次々見つかるようになります。

立っている態勢ではなかなか見えません。

しゃがみこむと、さらに見つかるようになります。

1個でも良い「つぼみ」が見つかったら周りも良く探しましょう。

地面の下に隠れていることが多いです。

掌で周りの地面を触ります。

盛り上がってる部分に隠れている確率が高いです。

以外と難しいでしょう?

「ヒラキ」なら比較的容易に採れるんですが、「ツボミ」は隠れていることが多いためなかなか採れません。

まだ寒い時期なのでましですが、5月になると地表に出ているものは殆どヒラキになります。

地面が暖かくなってくるので雪の下にいる時点ですでに開いてしまいます。

木の生えてる周りは暖かいのでしょう。

雪の解けたとこから出てきます。

ふきのとう、これからが「旬」になります。

5月も採れますが、やはり寒い時期のものがお勧めです。

天気予報では今夜も雪が降るとのことですが、おそらくすぐに溶ける程度でしょう。

ご予約後、比較的早めにお届けできると思います。