天然たらの芽、だいぶ入荷が減ってきました。
おそらくあと2〜3日で終了のようです。
まだ採れないこともないのですが、標高の高い場所のたらの芽(以下「岳のタラッポ」)は赤いタラッポがほとんどです。
赤いタラッポは棘が多く、何より見た目があまり良くないので市場価値が下がります。
2〜3年芽を採っているとしだいに緑がかってきます。
緑の岳のタラッポは里山のものに比べてもさらに立派です。
文章でなかなか表現しにくいのですが、毎日毎日100kg以上も入荷するタラッポを見てるので目は確かです。
色艶、肌合い、鮮度(厳密に言うと、どちらも採りたてなので鮮度は一緒のはずですが)とにかく外観が素晴らしいです。
より環境の厳しい場所に育つ分、同じ採りたてでも違って見えるのか(推測)、もしかすると一般の方には解からないのかもしれません。
しかし、採取はさらに困難で、何本に1本しか緑のものが無く、そのうえ丁度良い大きさのものはさらにその何分の一・・・。
最後のほう(5月下旬)にお届けしているのがまさに「岳のタラッポ」(緑)になります。
タラッポが終わると寂しくなりますね(やはり「王様」なので)。
お買い逃しの無いようおねがいします。